『Episode 41. 本物の革命家 ②』! 今回も怒涛の展開で、ドクジャが内面の迷いをさらけ出すシーンや、公爵サイドの[工場]が突然稼働する場面など、ハラハラが止まりませんでした。では早速、あらすじと感想・考察をお伝えしていきましょう。(スラングや造語の訳はむずかしいよおお)
◆あらすじダイジェスト
1. ドクジャとチャン・ハヨンの対話――“壁”は超えられなくても、何かを刻む大切さ
- 冒頭、ドクジャは“星座という存在”への複雑な思いを吐露します。かつては大嫌いだったが、実際に関わるうちに想像と違う面を知り、どう受け止めるべきか迷っている――。
- そんなドクジャに対して、チャン・ハヨンが投げかけたのは「壁があったとしても、そこに何かを書き込めばいい」という意外なアドバイス。伝わるかはわからないけれど、自分の言葉を“壁”に刻むことに意味があるという考えです。
- それを聞いたドクジャは、彼が“星座たちの相談役”でもあったことを察しつつ、妙に納得している様子。お互いに「通じ合えないかもしれないけれど、行動するしかない」という方向に踏み出していきます。
2. “五番目の夜”が到来――公爵サイドの奇襲
- チャンネルを撹乱していた比喩(비유)のおかげで、凶悪な星座「蛇頭の成金」の攻勢はしばらくブロックされていましたが、“第五の夜”が始まると同時に[工団]に火の手が上がります。
- なんと、公爵が直接動き出したのです。本来エネルギーが不足しているはずの[工場]が稼働しているらしく、またしても事態は急変。
- ドクジャたちは公民とともに立ち上がり、貴族を迎え撃つことに。ドクジャは強力なスキルを駆使して敵を蹴散らしていきますが、化身体に負荷がかかり限界が近づいている様子。
3. 想定外の[工場]稼働と謎の一撃
- 公民の士気が高まり、ついに[工場]の正門までたどり着こうというところで、地下から大きな地鳴りが。
- [工場]がまるで巨大なモンスターのように起き上がり、圧倒的な一撃でドクジャを吹き飛ばします。
- ボロボロになったドクジャの目に飛び込んでくるのは「星座たちの嘲笑」や「さらなる苦痛」を求めるメッセージばかり。その中で「緊箍児の罪人」なる星座が意味深に登場し、ドクジャを見つめている――。
◆感想&考察
1. 「壁に書く」という比喩が示すもの
チャン・ハヨンの言葉は、一見すると奇妙ですが、作中世界観とドクジャの心境を象徴しているように思えます。
- “星座”との溝も、人同士の溝も、完全に通じ合うことは不可能かもしれない。
- だけど、諦めないで“何かを刻む”ことで、いつか誰かが読んでくれるかもしれない。
- まさに本作全体のテーマでもある「物語を紡ぐ」「伝える」ことのメタファーかなと感じました。
2. 急展開――やはり「公爵」は一筋縄ではいかない
公爵たちはセルタ不足を補えず[工場]の稼働は難しいと思われていましたが、それでも強行してきました。
- 「誰かが奴隷をさらった」「セルタが横流しされている」などの複数の伏線がありましたが、まだすべてが明かされたわけではありません。
- 実は他の貴族や星座が裏で手を回した可能性もありますね。特に「蛇頭の成金」が公爵に手を貸したり、別の星座が横槍を入れたりしているのかもしれません。
3. ドクジャの成長と限界の狭間
- 今回、ドクジャは“星座”としての力を使い込み、公爵級の悪魔(オムブロス)相手にも対等以上に渡り合います。
- しかし同時に、「化身体の崩壊」が進んでいる描写が増えており、説話を摂取するかメインシナリオへ入らなければ限界が来るようです。
- “革命家シナリオ”を乗り越えた後、さらなる大きな動きがあるのは間違いないですが、彼がどこまで無理を重ねられるのかも気になるところ。
4. 謎の星座「緊箍児の罪人」の正体は?
- ラストで突如名前が出た**「緊箍児の罪人」**は、以前からファンの間でちょっと噂されていた星座かもしれませんね(※過去エピソードでちらっと名前だけ出ていたのを思い出す方もいるかも)。
- 彼がドクジャを「しげしげと見ている」理由は何か。敵か味方かはまだわかりませんが、ドクジャに足りない“何か”を提供してくれる可能性もあります。
- 何にせよ、星座の多さが物語をより複雑にしそう。苦痛を楽しむ星座ばかりでないことを願いたいですね。
◆まとめ
『Episode 41. 本物の革命家 ②』は、
- ドクジャとチャン・ハヨンの“壁に書く”対話が、物語の核心を象徴するかのように描かれ、
- 公爵サイドが[工場]を稼働させる奇襲で革命家陣営を追い詰めるという、二つの軸で一気に盛り上がりました。
“読むだけの人”を抜け出し、自分の手で物語を刻もうとしているドクジャ。いまや星座の一員でもある彼がどうこの局面を乗り越えるのか、次回も目が離せません。
また、新たに登場した星座「緊箍児の罪人」の動向や[工場]の真実も気になるところ。革命家シナリオが最高潮に達する予感がしますね。
続きが待ち遠しいですが、それを楽しみにしながら、今回はこのへんで締めたいと思います。
(この記事は作品の内容を元にした個人的な感想・考察を含みます。正式な設定や今後の展開とは異なる場合がある点、ご了承ください。)
긴고아の罪囚(罪人)の訳が緊箍児の罪人だったので修正しました!
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